はじめに:資格も経験もない、そんな私が保育園で働き始めた理由
「保育士の資格も経験もない私が、50代で保育園で働けるの?」
そんな疑問と不安を抱えながらも、私は保育補助として新たな一歩を踏み出しました。
50代、無資格、未経験。それでも保育の現場で必要とされ、やりがいを感じながら働いています。
この記事では、同じように「資格がないけど保育の仕事に興味がある」「40代や50代からの転職ってアリ?」と考えているあなたへ、私の体験を通して保育補助という働き方のリアルをお伝えします。

保育補助ってどんな仕事?保育士との違いは?
まず「保育補助」とは、保育士のサポート役として子どもたちの生活を支える仕事です。
無資格・未経験でもOKな求人が多く、実際に現場では資格がなくてもできる業務がたくさんあります。
たとえば:
- 子どもの見守り
- 食事やトイレのサポート
- おもちゃの片付けや掃除
- 登園・降園の補助
- 制作のお手伝いと寝かしつけも
正規の「保育士」は国家資格が必要ですが、保育補助はあくまでサポート役。
お便り帳や日報などの細かい書き物や保護者対応も基本的にはしません。
資格がなくても、人柄や子どもと接する姿勢が評価されることが多いです。
「ピアノが弾けない」「お絵かき苦手」「人前で話すの不安」でも大丈夫?
保育の仕事と聞くと、
- ピアノを弾かないといけない?
- お絵かきが得意じゃないとダメ?
- 人前で堂々と話さないと無理?
そんな不安を持つ方も多いと思います。
でも安心してください!私もピアノ弾けないけど楽しく働いてます!
保育補助の仕事はあくまでサポート。ピアノを弾くのは基本的に保育士の先生の担当ですし、制作活動も「子どもと一緒に楽しむ姿勢」が大切です。
「できないから向いていない」ではなく、「できないけど関わってみたい」という気持ちがあれば、現場は温かく迎えてくれます。
なぜ50代・無資格の私が保育補助を選んだのか
私はもともと子育てが一段落したら、子どもと関わる仕事がしたいと思っていました。
でも、就職先を探す中で、「ブランク」「年齢」「スキル不足」という壁が大きく、何をしたらいいのか迷う日々。
そんなときに出会ったのが、ネットで検索していて見つけた、無資格でも働ける求人サイトでした。
- 子どもと関わるのが好き
- 子育て経験を活かしたい
- 子育てが落ち着いてきて時間ができてきた
そういった思いを全部満たしてくれる仕事だったんです。
何より、**「とにかく子どもと関わりながら働きたい」**という気持ちが一番にありました。
そして、保育補助という立ち位置が私にはちょうどよく、資格がなくても始められて、責任の重さに気負わず働けるという点もすごく合っていました。
「無理なく、自分のペースで、子どもたちと関われる」——まさに私にぴったりの働き方だったんです。
保育補助の仕事内容と私の一日の流れ(パート編)
私は扶養内で午前中〜午後までのパートで働いていた時の流れ。
ある1日の流れ:
- 8:30 室内あそび見守り、片付け
- 10:00 室内リクリエーション補助
- 11:00 散歩や園庭あそび
- 12:00 給食準備・食事介助
- 13:00 午睡の準備と見守り
- 14:00 保育士のサポート業務・掃除
体力的には確かに大変な部分もありますが、子どもたちの笑顔や「先生ありがとう」という声に毎日癒されています。
補助的な仕事でも、保育の現場にいること自体がとても充実感につながっています。
無資格・未経験でもできる?50代でも歓迎される理由
「本当に私でもできるのかな?」と不安になる気持ち、よくわかります。
でも実際には、保育所では「子育て経験がある人」や「落ち着いた年齢のスタッフ」が重宝されることが多いですよ。
たとえば:
- 子どもへの声かけが自然で優しい
- 保育士と違った視点で関われる
- 子育て経験が活かせる
職場の周りには確かに20代〜30代の若い保育士さんも多いです。
「ういてしまうかな…」「会話についていけるかな…」と心配になることもあるかもしれません。
でも実際には、年配の保育補助さんや保育士さんで活躍されている方もたくさんいます。
年齢を気にするよりも、子どもに寄り添う気持ちや丁寧な対応が信頼につながっていきます。
実際、私の職場でも40代50代以上の保育補助の方が数人いて、現場でとても頼りにされています。
もちろん、体力的にきつい日はあるし、最初は緊張もします。
実際のとこ私も慣れるまで少し時間がかかりました。でも慣れたらこっちのもん。笑
園の雰囲気や周囲のサポートがあれば、慣れるのは意外と早いです。
保育補助を始めたい人へ:まずはここからスタート!
もし「気になるけど、まだ不安…」という気持ちがあるなら、まずは園の見学をおすすめします。
実際に見て、雰囲気を感じることで、「自分にもできそうかどうか」が分かってきます。
私は初めて見学に行ってみたときに、あまりにも思い描いていた理想的な雰囲気だったので
「うわあ、ここで働いてみたい!!!」 ってワクワクしたのを覚えています。
ぜひ求人サイトなどで
- 「無資格OK」
- 「保育補助」
- 「パート」
などのワードで検索してみてください。
年齢や資格ではなく、あなたの「人柄」や「やる気」を見てくれる園もたくさんあります。
もちろん有資格者のみの求人をしてるとこもあるので、問い合わせたときにはじめに「無資格だけど働けるかどうか」を聞いてみてね。
まとめ:資格がなくても、40代でも50代でも、保育の現場に立てる!
保育士じゃなくても、子どもたちと関わりながら働ける場所はあります。
私がそうだったように、
「もう遅いかも」「自分にできるかな」と思っている人ほど、実は現場で求められている!
無資格・40代50代・未経験からでも保育補助として働く道は開かれています。
ほんの少しの勇気と、子どもを好きな気持ちがあれば大丈夫。
あなたを必要としている場所はすぐそこで待っています。
さあ、この機会に一歩踏み出してみませんか?
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