保育士になった私が語るリアルとホンネ
「もう歳だし、まあいいか…」と思っていた私が
50代にさしかかる頃思ったんです。
「なんか始めたい。でも、もう今さらかな」って。
子育ても一段落。
気持ちに少し余裕ができたのに、何をしたらいいかわからない。
そして頭の片隅では、え?なんか勉強始めちゃう?資格とちゃう?
「いやいや、今さら勉強とか…脳みそがついていけん!!」
実際、私もそうでした。
記憶力は若い頃と違うし、
老眼も進んでくるし、
気力だって波がある。
でもあるとき、心の中で“何かが動いた”んです。
「挑戦してみたい」「一度きりの人生、まだ終わってない」
そんな思いが、少しずつ少しずつ大きくなってきました。

50代からの勉強は不安だらけ。でも、脳って意外と動く
私が目指したのは、保育士資格。
「独学で取れるって本当?」「この歳で間に合うの?」と思いつつ、参考書を開いたのがスタートでした。
最初は文字が小さすぎて読めない。
老眼鏡をかけてみても、なぜか集中力が続かない。
1時間もすると目も頭もグッタリ。
でも…続けているうちに、脳が少しずつ慣れていくんです。
私が心がけたのは、「一気にやらない」「とにかく何度も繰り返す」こと。
朝の10分だけ、夕飯の後の20分だけ──
そんな小さな時間の積み重ねが、意外と効果的でした。
そして気づいたんです。
「50代って、案外ちゃんと勉強できるじゃん!」って。
2年かけて保育士に合格。そして現場で働きはじめて…
独学で2年間。
ゆっくりペースではあったけど、ついに保育士試験に合格。
もちろん、合格はゴールではなくスタートです。
いざ働き始めてみると、
「腰が痛い」「名前が出てこない」「年下の先輩が気になる」
──そんな“50代あるある”が次々と登場(笑)
でも、そんな中で私はこう思いました。
それなりになんとかなる!!
もちろん若い頃のようにはいきません。
でも、子育てで培った経験や落ち着きが、現場では本当に活きました。
そしてなにより──
「また社会に出られた」「役に立っている」って実感が、何よりの充実感。
やってよかったと思うことベスト3
ここで、「やってよかった」ベスト3を紹介します!
① 脳が動き出した!
勉強って、脳に良い刺激を与えるんです。忘れかけてた“集中する感覚”がよみがえってきました。
② 自信が戻ってきた!
資格を取って「できた!」という経験は、自己肯定感に直結。年齢関係なく、自信って再生可能なんですね。
③ 子どもたちにも胸を張れた!
「すごいね!本当に合格したんだ!」と言ってもらえたとき、努力して本当によかったと思いました。
正直…人間関係は運。でも無理しなくて大丈夫!
働き始めて感じたことがあります。
人間関係、これはもう“運”です。
どんな職場にも、良い人もいれば、ちょっと意地悪な人もいる。
特に保育の現場では、年下の先輩と関わる場面が多くて、気を遣うこともあります。
もしあなたが「人間関係でしんどいな」と感じたら──
とっととやめちゃいましょう。笑
無理して居続ける必要なんてありません。
あなたを必要としてくれる場所は、必ずどこかにあります。
まとめ:50代は、まだまだこれから。やりたいこと、始めてみよう
あのとき、「まあいいか」と思って何もしなかったら。
きっと今の私はいなかったと思います。
50代は、“終わり”じゃなくて、“第2ステージの始まり”。
まだまだ遅くない。
まだまだ可能性はある。
やりたいことをやって、楽しんじゃいましょう❣️
✅ 最後にひとこ
「私も何か始めてみたいけどいまさら…」「でも、どうしたら…?」
そんなあなたへ。
私のブログでは保育士資格の取り方や、40代50代の働き方についても発信しています。
少しでも参考になったら、他の記事ものぞいてみてくださいね☺️
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