

保育士の引退のタイミングはいつ!?
そろそろ体力も限界だし…
このまま働くのはちょっと…
こんな悩みを解決します。
この記事では、40代から未経験で保育士になり、実際に複数の転職エージェントを利用して人間関係のストレスから転職に成功した私が、同じように
「職場の人間関係や環境に悩む40〜50代の方」に向けて、引退のタイミングや「リアルな決断サイン」5つとその後の働き方を紹介します。
記事を書いた人

✔️ 現役保育士で名前はなつです!
✔️ 保育業界では約7年勤務
✔️ 40代から保育士資格を独学で取得
✔️ 2児の子育て経験あり
✔️ 特技:給食早食い
詳しくはプロフィールをご覧ください✨
保育士に定年退職はあるの?何歳まで働ける?
公立保育園で働く保育士の定年
公立保育園では60歳を定年としていますが、公立保育園の保育士は地方公務員であり、65歳までの再雇用制度が適用されます。
定年を迎えても希望すれば、園長や事務職など部署の移動によって保育現場での勤務を続けることが可能です。

再雇用になると給与は正規時より減ることが多い点には注意が必要です。
私立保育園で働く保育士の定年
私立保育園でも、多くの場合60歳が定年となっています。
再雇用では非正規やパート職員として働く場合もあれば、これまでの経験や信頼関係に応じて管理職や新人の育成に回るなど、働き方は園によってさまざまです。

継続雇用の制度や内容は園ごとに異なるので確認してくださいね。
保育士が引退を考えるタイミングは何歳?
30代後半〜40代前半で引退
✔︎ 結婚や出産、子育てのタイミング
✔︎ 家庭との両立が難しい
✔︎ 長時間勤務による負担
✔︎ 人間関係のストレス
などが主な理由です。
また、キャリアや今後の生活を考えて、一度リセットする意味で退職を選ぶ人もいます。
この時期の離職は、人生設計や家庭とのバランスを考えた自然なステップとも言えます。
40代後半〜50代前半で引退
✔︎ 体力的な限界
✔︎ 親の介護や家庭の事情で働き方
✔︎ 園の方針や世代間ギャップ
✔︎ 人間関係のストレス
などの理由で退職を考えるケースも少なくありません。
まさにこの時期は、保育士としての働き方を続けるか、それとも別の働き方に変えるかの分かれ道になることが多いのです。

私も今まさにこのゾーンで、一度引退について真剣に考える時期だと感じています。
60代で引退
✔︎ 体力や健康上の理由
✔︎ 老後に向けて引退
✔︎ 家族・親の介護や生活の変化
60代になると、正職員としてフルタイムで働き続ける人は少なくなりますが、派遣や非常勤、保育補助などの形で負担を減らしながら現場に残る人も一定数います。

60代はまだ先のように思えても、実際はあっという間にやってきます。だからこそ、今のうちに働き方を見直すタイミングですよね。
まとめると現場でフルに働き続ける保育士は、40代後半〜50代前半で退職や働き方の見直しを考える人が最も多いというのがリアルな実態です。
40代〜50代保育士が引退を考える5つのサイン

1. 体力の限界を感じている
毎日の保育で疲れがたまり、体力的に「もう限界かも」と感じることがあります。
腰や肩の痛み、慢性的な疲れを感じると、仕事の楽しさも少しずつ薄れていきます。
2. 将来の生活や資金面に不安を感じる
年齢を重ねると、年金や老後の生活費が気になってきます。
「このままで大丈夫かな?」と将来の生活に不安を抱くことも少なくありません。
✔︎ 40代50代保育士の平均年収を知りたい方はこちら。
3. 職場の変化(人間関係や方針)についていけない
園の方針が変わったり、新しいスタッフとの関係に戸惑ったりすると、ストレスを感じやすくなります。
「前みたいに働けない」と感じるのも自然なことです。

私の周りの保育士さんたちの退職理由は人間関係が原因で辞めていく人がほとんどです。また保育士してる人も他業種の仕事してる人もいます。
参考記事 > 【40代保育士の悩み】人間関係がつらい…辞めたいのに辞められない理由と対処法
4. 家庭や親の介護など、自分を取り巻く環境が変化した
親の介護や家族の事情など、仕事以外の環境が変わることで、今の働き方を続けるのが難しくなることがあります。「家と仕事、どっちも無理」と悩む時期です。
5. 今の働き方を見直したい
「もっと無理なく、自分に合った働き方をしたい」と思う気持ちが出てきたら、それも立派なサインです。今の働き方を振り返る良いタイミングかもしれません。

このタイミングで環境をリセットするのもありですよね。
引退後の働き方3パターン
1. 保育補助など負担を減らした働き方へ
2. 小規模保育園などの少人数保育へ
3. 全く別の業種へ
1. 保育補助・派遣など、負担を減らした働き方へ
クラス担任を持たず、勤務時間も短めに設定できる働き方です。体力的に無理なく現場に関わることができ、残業や行事対応の負担も軽くなります。
2. ベビーシッター・小規模保育園などの、少人数保育へ
子どもが少ない環境で、落ち着いて保育に集中できる働き方です。勤務時間の調整もしやすく、家庭や生活との両立がしやすいのが特徴です。
✔︎小規模保育園の参考記事はこちらから。
3. 全く別の業種へ(事務・介護・販売など)
この機会に、今までやりたかった他業種にチャレンジするのもおすすめです。新たな充実した生活が待っているかもしれません。

私は今は中規模の保育園でバタバタ働いてるけど、もう少し歳がいったら小規模な保育園でのんびり働きたいな✨
退職理由の伝え方と例文

保育士が退職理由を伝えるときは、ネガティブすぎず、前向きに伝えるのがポイントです✨
体力・健康面を理由にする
体力的に長時間の勤務が難しくなったため、無理なく働ける環境を求めて退職することにしました。
✅ ポイント:健康は誰でも共感できる理由。ネガティブ感が少なく自然。
家庭・ライフスタイルを理由にする
家庭の事情により、勤務時間や日数を柔軟に調整できる職場に移りたいと考え、退職することにしました。
✅ ポイント:生活との両立を理由にすることで、前向きな印象。
キャリア・スキルの向上を理由にする
これまでの保育経験を活かしながら、新しいスキルを身につけられる環境で挑戦したいと思い、退職することにしました。
✅ ポイント:自己成長を理由にするので、前向きで好印象。
職場環境の変化を理由にする(柔らかく伝える)
今後の生活を考え、より自分に合った環境で働きたいと考え、退職することにしました。
✅ ポイント:人間関係や環境の不満を直接言わず、丸く収められる。
他業種・新しい挑戦を理由にする
以前から興味のあった分野で経験を積み、キャリアの幅を広げたいと思い、退職することにしました。
✅ ポイント:保育以外に挑戦する場合も、ポジティブに伝えやすい。

相手との関係性もありますが、退職理由は具体的すぎず、やんわりとした言い回しで大丈夫です。
年度末?年度途中?保育士引退のタイミングは?

退職する時期はいつがいいの?年度末?年度途中はダメなの?

それ!1度は悩むよね。
でも実際には年度途中で辞めちゃう保育士たくさんみてきたよ💦
退職のタイミングは悩みどころですよね。
年度末に辞めるか、年度途中で退職するかで迷う人が多いでしょう。
実際、「いつ切り出せばいいのか」「職場に迷惑をかけないか」と悩む方も少なくありません。
年度末(3月末)が最も円満
- 行事や人事異動のタイミングを考慮すると、年度末に退職するのが一般的です。
- 繁忙期(夏や冬)を避けることで、園にも迷惑をかけず、円満退職につながります。

特にクラス担任を持ってる保育士はここに当てはまります。
年度途中での退職も可能
- 事情によっては、年度途中での退職も選択肢です。
- ただし、引き継ぎや子どもたちの対応をしっかり考え、園長や同僚と相談して計画的に進めることがポイントです。
- 「次の職場がすぐ決まった」「家庭の事情で早めに調整が必要」など、理由を前向きに伝えると理解されやすくなります。
💡 円満退職のコツまとめ
- 年度末を基本に、園のスケジュールや繁忙期を確認する
- 年度途中なら、引き継ぎやフォロー計画をきちんと伝える
- 理由は前向きに、ネガティブな表現は避ける

とわいえ!精神的な負担や家庭の事情でどうしても今すぐ辞めたい場合は、年度途中であっても無理せず退職して大丈夫ですよ!
まとめ:保育士引退は“終わり”ではなく次のステップ
✔︎ 体力の限界を感じている
✔︎ 将来の生活や資金面に不安を感じる
✔︎ 職場の変化(人間関係や方針)についていけない
✔︎ 家庭や親の介護など、自分を取り巻く環境が変化した
✔︎ 今の働き方を見直したい
思い当たることがある場合は、働き方を見直すサインです。
保育士を引退することは決して終わりではありません。
これまでの経験を活かして新しいことにチャレンジしたり、少人数保育や別業種など、自分に合った楽しい働き方を見つけることもできます。

あなたに合った楽しい働き方が見つかりますように。
お互い頑張りましょう✨
保育士引退のよくある質問
1. 40代・50代保育士は何歳で引退する人が多いですか?
40代後半〜50代前半で引退する方が多いです。体力や家庭の事情、職場の負担を考えて、無理なく働けるタイミングで退職を決める人が目立ちます。定年まで働く人もいますが、40代50代で退職を考えるケースは少なくありません。
2. 保育士が引退を考えるタイミングにはどんなサインがありますか?
- 朝起きるのがつらい
- 体力が続かない
- 子どもや同僚との関わりが負担に感じる
- 家庭や自分の時間が優先になった こうした変化が続くと、「退職を考えるタイミング」といえます。
3. 体力的に限界を感じた場合、退職するのは早すぎますか?
いいえ、無理をして働き続けるよりも、体調や体力の限界を感じたら早めに退職するのが安全です。特に40代50代の保育士は、自分の健康を優先することが大切です。
4. 家庭や介護の事情で保育士を辞めたい場合、円満に退職するコツは?
- 辞める理由は前向きに伝える(家庭の事情やキャリアの選択など)
- 引き継ぎや後任へのフォローを計画的に行う
- 感謝の言葉を添える こうすることで、職場との関係を保ちながら退職できます。
5. 年度末と年度途中、どちらで退職するのがベストですか?
年度末(3月末)が基本ですが、家庭事情や体調などで早めに辞める場合は年度途中でも問題ありません。大切なのは、園の行事や業務の繁忙期を考え、引き継ぎをしっかり行うことです。
6. 40代・50代で退職する際、職場への伝え方のポイントは?
- 退職希望の2か月前を目安に相談
- 上司に直接、誠実に伝える
- 文書でも退職日や引き継ぎ内容を明確にする これにより、職場に迷惑をかけず円満に退職できます。
7. 引退後の働き方にはどんな選択肢がありますか?
- 派遣や保育補助で無理なく働く
- ベビーシッターや小規模保育園で少人数保育
- 事務や販売など保育経験を活かした別業種 自分の体力やライフスタイルに合わせて選べます。
8. 精神的に疲れた場合でも、無理に働き続けるべきですか?
無理は禁物です。精神的に限界を感じた場合は、早めに退職を検討することが安心です。後悔しないためにも、自分の健康と生活を優先しましょう。
9. 定年を迎える前に早めに退職する人は多いですか?
はい、40代50代で早めに退職する方もいます。体力や家庭事情、職場環境を考え、自分に合ったタイミングで引退する人が増えています。
10. 40代・50代で保育士を辞めた後、キャリアチェンジは可能ですか?
可能です。保育経験を活かして少人数保育や派遣、ベビーシッターに転職するほか、事務・介護・販売など全く別の業種に挑戦することもできます。新しいキャリアを築くチャンスとして前向きに考えられます。






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